PHPカンファレンス沖縄2019に、個人としては運営スタッフ&登壇者、Paykeはスポンサーとして参加しました!

PHPカンファレンス沖縄2019に運営スタッフ & 登壇者、僕が所属する会社であるPaykeはスポンサーとして参加しました!

phpcon.okinawa.jp

総勢140名近くの方が参加していただく規模のカンファレンスになり、沖縄だとハッカーズチャンプルーに次ぐ規模のカンファレンスになりました。

ハッカーズチャンプルーは沖縄の各エンジニアコミュニティが協力して開催しているコミュニティですが、一つのPHPというコミュニティだけでこの規模のカンファレンスができ、しかも多くの県外から参加者も来ていただけたのはすごく良い事例になったと思いますし、参加者としても非常に楽しめたカンファレンスになったと思います!

スポンサーとして

今回始めての沖縄で開催させるPHPカンファレンスということで、少しばかりの応援としてPaykeもスポンサーさせていただきました。

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このようなカンファレンスで僕らのロゴが掲載されて、全国から来ていただいたPHPerの方々に少しでも認知していただけたなら嬉しい限りです。

弊社CTOの花城はゲストスピーカーとして、「スタートアップにおけるプロダクト開発とエンジニア組織の変遷」と言う内容で登壇しました。 沖縄でPaykeぐらいのスピード感で成長するスタートアップ企業はこれまでなかったので、その成長を遂げたエンジニア組織がどのように変化してきたのかという話は多くの方に興味を持っていただけたようで身内として非常に嬉しい限りです。

あと弊社CTOの登壇に関する反響として一番多かったのは「CTOイケメンですね!」でした笑(うらやましい。。。

登壇者として

今回ボクは「技術基盤/SREの視点で取り組む、サービスの成長を継続し、加速させるためのPHPアプリケーション改善」というタイトルで登壇させていただきました。

Paykeの開発組織の中で技術基盤という組織を作り、解決してきた課題の事例を通じてサービスの成長を継続させ、そして成長させていくためにどのようなことを考えながら意思決定しているかを伝えたいと思って今回の登壇内容を作りました。

30分枠頂いてたのですが時間オーバーしてしまい、最後のほうは一部省いてしまったのですが、一番伝えたかったのは以下のページに書いた「事業目標を理解し、ボトルネックを解消する」ということです。

技術基盤だからといってビジネスのことを考えなくて良いわけでは決してなく、むしろビジネスと事業の成長戦略、そして目標を理解し、その道の先にある技術的ボトルネックを見抜き予めかじめ取り除く、またはその戦略執行をより効率的・効果的に行えるような技術的な武器を整えておく、のようなことがPaykeの技術基盤には求められていて、これまでもそれを意識して意思決定を行ってきました。

この登壇を通して「ビジネスを理解して、それを支えかつ強化する技術的な意思決定をすることが重要」ということをうまく伝えたかったのですが、うまくいったのかはあんまり自信がない。。。

いろんな方に「新垣さんの発表が一番楽しみです!」と言って下さったので、期待に答えられただろうか・・・

人前で話す事自体には最近だいぶなれてきたんですが、うまく伝えられるようになったかというそうでもない気がするので、次からは「伝えたいことを正しく伝える」ということをもっと意識して登壇に望みたいと思います。

参加者として

今回は運営スタッフとしての役割上、ずっとtrack_aの会場にいました。 すべての登壇内容が面白く、かつ勉強になるものばかりで非常に楽しかったのですが、個人的なベストセッションを挙げさせていただくとランチセッションの「小さな機能、大きな仕事」が最高でした。

自分もリファクタリングするときやもしくは自分が新規開発するときの基本的な考え方として「小さくシンプルな役割をもったプログラムをまず作り、それを組み合わせることで大きな役割をするプログラムを作る」というのを意識して行っています。

それは「UNIXという考え方」という本で学んだことや、Clojureのような関数型言語でプログラムを作るときの作法から影響をうけてそうなっていたのですが、頭の中にぼんやりとあるだけでうまく言語化はできていませんでした。

今回のこのセッションでは実際にもう作られて負債化しているシステムの要因分析やそれに対する改善方法のアプローチとして僕が暗黙知的に意識していた「小さなプログラムを組み合わせて大きなプログラムを作る」ということがうまく言語化されていて、登壇中も「あー、そうそう!そういうことなんですよね!!!」とこころの中で首がもげるかというほど頷いてました。

フィーチャーとケイパビリティという言葉で「フィーチャー=ユーザーからみた機能(大きな仕事)」と「ケイパビリティ=フィーチャーを実現するための構成要素として必要な能力(小さな機能)」を明確に分けて話されていたのが印象的で、僕の辞書にはその言葉がこれまでなかったので非常に勉強になりました。

「登壇内容めっちゃ良かった!」と伝えるのと「ajito.fmのファンでめっちゃ聞いてます!」ということを直接伝えられなかったのが個人的には心残り。。。

スタッフとして

今回PHPカンファレンス沖縄は最初はスタッフとして関わる予定ではなかったのですが、実行委員長のカンボさんに直接誘っていただいたのがきっかけでコアスタッフとして途中参加させていただきました。

僕がやったことは以下のような感じです。

  • Paykeにスポンサーとして参加してもらう。
  • キーノートスピーカーとの調整
  • 当日のビデオ撮影(スタッフ用)
  • 後片付け

今回のイベントは他のコアメンバーがすごく頑張っていて「途中から参加したのにあんまり貢献できていないな~」とちょっと罪悪感的なことも頭の中には浮かんでいたのですが、こういうカンファレンスは小さなことでも自分ができることをやってくれる人達の集合で成り立っているので、ここは罪悪感を忘れて「自分も運営に貢献したぞ!」と自信を持って言いたいと思います。

おれも自分のできる範囲で運営がんばったぞー!!!

スペシャルサンクス

今回のイベントが無事開催できたのは、会場提供してくださった株式会社プロトソリューションさんの全面協力のおかげでした。

会場提供だけではなく、会場準備や後片付けにもスタッフを参加させてもらって協力してくれるだけでなく、当日の備品で足りないものが見つかったときに会社にある備品を貸し出してくださったりと非常に多くのサポートをしてくださったことで今回のカンファレンスを無事やり遂げる事ができたと思います。

株式会社プロトソリューションさん、本当にありがとうございました!!